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スナック研究会

サントリー文化財団研究助成 「日本の夜の公共圏」

第8回スナック研究会を開催しました(第一期最終回)

  2016年7月30日、第一期スナック研究会の最後の研究会を開催しました。折しも土用の丑の日ということで、最終回のお弁当は鰻まぶし。美味しゅうございました。

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 当日の報告は以下の通り。今回は、白水社と新潮社の編集者の方にもオブザーバーとして、ご同席頂きました。

■ 荒井紀一郎:スナックの政治経済学-「夜の公共圏」の立地と機能-

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 第3回にゲスト講師として来て頂いた平本精龍様のご協力などによって得られた全国のスナック店舗の所在に関するローデータを元に、市区町村レベルでのスナックの分布データを用い、数字から見たスナックをめぐる諸々を科学的(統計学的)に解明しようとする、実にスリリングな報告でした。

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 市区町村ごとのスナック件数の全国での順位から始まり、1000人あたりのスナック件数と、総務省などが提供する様々な統計(数十個の変数群)との間の相関などについて、様々な分析結果が示されました。

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 圧巻は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)が提供する人工衛星経由で得られた夜間光量平均データ(stable light)とスナックの分布をつきあわせた分析だったのですが、ここからは驚くべき知見が・・・(詳細は書籍化の際に)。

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 折しも東京都知事選・投票日前日に第一期スナ研最後の研究会と相成りましたが、先の東京オリンピックと共に生まれたと言われるスナック。--次の知事で臨むであろう2020年の東京オリンピックに向け、本研究会の活動を通じ、さらなるスナック文化の維持・発展に貢献してゆければ、誠に幸いです。

 なお、既にお知らせの通り、本研究会はサントリー文化財団様より、2016年8月以降に関しても研究助成を御採択頂き、引き続き研究活動を継続することとなりましたが、この第二期の活動予定と、これまで行って来た第一期の研究活動の総括などについては、またエントリーを改めてお知らせしたいと思います。